石井食品さん☓カイゼン・ジャーニーイベントを開催しました
4月21日(土)、船橋の石井食品株式会社さんの会場ヴィリジアンにて、イベント「食品メーカーでカイゼン・ジャーニーをはじめるまで」を開催いたしました。
石井食品さんと言えば、おべんとクンのミートボール。
その石井食品さんでの「カイゼン・ジャーニー」 の話を、石井さんの置かれている状況から、何を目指し、どう取り組まれているのか、お話を頂きました。
土曜日にも関わらず、業界を問わず40名近くの方々にお集まりいただきました。またzoomを使ってリモート参加でも多くの方々にお聞きいただきました。
当日のタイムテーブル
第1部
13:30-14:10(40min) 市谷編「カイゼン・ジャーニーインセプションデッキ」
14:10-14:40(30min) 新井編「カイゼンジャーニーの元の話」
第2部
14:50-15:20(30min) 高原芳隆さん「石井食品でたった一人の情シスがはじめたジャーニー」
15:20-15:50(30min) 石井智康さん「石井食品ではじまったカイゼン・ジャーニー」
第3部
16:00-17:00(60min):ミートボールを食べながら座談会・ディスカッション
第1部:カイゼン・ジャーニーの元の物語
第1部では、書籍カイゼン・ジャーニー執筆陣の二人によるお話をさせていただきました。
市谷スライド [カイゼン・ジャーニー・インセプションデッキ]
新井スライド [ぼっちからはじめる・カイゼンジャーニー第1部]
第2部:食品メーカーでカイゼン・ジャーニーをはじめるまで
ここからがメインイベントです。石井食品さんでのカイゼンの旅路の話です。
高原芳隆さんが情報システム部門にて、孤軍奮闘していることが赤裸々に語られました。
会場からは爆笑と共感の嵐です。
工場のネットワークを支援するために各部屋・各地を訪れたことや、高原さん自身が中途で入社し、メンバーとのコミュニケーションのとり方などのお話でした。とても温かい人柄があらわれる発表でした。
そして最後の登壇は石井智康さんです。
IT業界で働いていた経緯やそれまでのジャーニーのお話は、参加者全体が巻き込まれる内容でした。
普通ではなかなか経験できないことを、体験されているからこそ発せられる発表は、含蓄があるにも関わらず、石井さんの笑顔によって親近感あふれる内容でした。
健康を意識してからの行動変容や、睡眠、運動、ストレス、食事へのコントロールのことなども参加者の心に刺さる内容でした。
ヘルシープログラマであることの重要性も説得力があり、こんな経営者の会社で誰しもが働きたいと思ったのではないでしょうか。
前職やフリーランスの経験など、また、スクラムマスターやアジャイルコーチの経験などもふんだんに盛り込まれており、参加者が聞きたかった内容が盛り込まれており、スキルアップの機会となったこと間違いなしでしょう。
石井智康さんスライド 私の越境ストーリー[DevLove☓船橋]
第3部:座談会・ディスカッション
石井食品さんにご協賛いただいたミートボールを食べながら和気あいあいとなる相談会・座談会。
参加者から募集した質問に、登壇者の4名がそれぞれお答えするという形です。
- スクラムをやっていると進捗が上がらずにだんだんなあなあになってしまうことの対処は?
- 「スクラム」とか「アジャイル」といったキーワードが通じないメーカーで伝えるための工夫は?
- Scrumを導入に失敗しないためには?
- 現場の人も巻き込むときにどういうコミュニケーション方法は?
- カイゼン策として、「共通して言える点」「業界が違うが故に異なっている点」は
- 自分との葛藤は?
などなど、登壇者が自分と向き合いながら真剣に回答する場となりました。
和む雰囲気は会場のもてなす空気から
土曜日にも関わらず、ソフトウェア業界関係なく、石井食品さんに興味ある方々がお集まりになったイベントとなりました。白を基調にしたスペースの清潔さやキッチンや食器棚がある和やかな雰囲気が、そのままイベント自体の雰囲気になったと感じています。
謝辞
通常営業の中、ヴィリジアンのスタッフの方々のおもてなし感や、それぞれのお客様に合わせた対応など、心から感動してしまいました。会場を提供してくださった、石井食品株式会社の皆様、設営にご協力していただいた皆様、参加者の皆様、誠にありがとうございました。
イベントサイト
石井食品 ☓ カイゼン・ジャーニー / 食品メーカーでカイゼン・ジャーニーをはじめるまで
https://devlove.doorkeeper.jp/events/72477
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